NEWS
お知らせ
■熱処理・表面処理屋さんのメルマガ■ vol.03
2014年10月31日配信
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
■熱処理・表面処理屋さんのメルマガ■ vol.03 2014年10月31日配信
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
こんにちは!
愛知県名古屋市に本社を置く、熱処理・表面処理の武山工業株式会社です。
味覚の秋
食欲の秋ですね♪
出勤して早々、
「お腹空いたね~(゜o゜)」
「うん、空いたね~(゜o゜)」
「朝ごはん食べたのにね~」
「昨日の晩ごはんもいっぱい食べたのにね~」
「…(゜o゜)(゜o゜)」
本社女子のとある秋の会話はこんなのでした笑
そのお腹が空いた話をしていた武山女子によると、神宮前(名古屋市熱田区)にあるケバブ屋さんがちょーーおススメ♪
とにかくおいしいし、満腹になる!!
らしいです(^o^)
お手軽で買い食いをするにはもってこいな感じですって(*^^)v
それに、ケバブ屋のトルコ人シェフが陽気で元気をくれるような人らしいです。
トルコ人シェフを見習って、武山に来たら元気になった!って思っていただけるような接客を心がけたいです…☆
食べ物の話をしていると、たった今お昼ごはんを食べたばかりなのにもうお腹が空いてきました。
うむ、食欲の秋ですね~(゜o゜)
では、本題です(*^^)v
┏…………………………………………………………………………………┓
: ▼今月のメニュー▼ :
1.トピックス
「溶接・鋳物製品もお任せ下さい!」
2.工場長に聞いてみよう
「焼鈍(しょうどん)の温度管理について」
熱処理に重要な温度管理(^◇^)
御津工場の工場長に聞いてみました♪
3.工場見学のお知らせ
: :
┗…………………………………………………………………………………┛
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1.トピックス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
「溶接・鋳物製品もお任せ下さい!」
金型の製造に加え、最近では、工作機械や航空機関係等で鉄製に限らずアルミ製の治工具の需要が増えてきております。
日頃は溶接・鋳物製品を焼鈍・ショットブラストをする為に、弊社にお持込みいただいておりますが、実は、弊社では溶接・鋳物の製造からも承っております♪
溶接品 最大長さ12m-重量30トン/個 鉄・アルミ他
鋳物 最大長さ10m-重量20トン/個 FC・FCD・アルミ他
製造後、<焼鈍-ショットブラスト-塗装-機械加工〉と一貫して責任を持って行います。
全国より、見積りも随時受け付けております。
短期納期・低コスト製造を目指した武山工業で、是非一度お試し下さいませ♪
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2.工場長に聞いてみよう ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
第3弾!「焼鈍(しょうどん)の温度管理について」
焼鈍の温度管理について御津(みと)工場~なごみ系の古内工場長に聞いてみました~!!
★焼鈍はどんな工程で行われているのでしょうか?
古内工場長(以下:古):マシニング(※1)の本体を例にとると、溶接が終了して次に焼鈍工程に入ります。
それからショット、さび止め塗装を終了し、加工、組み付け、試運転となります。
焼鈍によって、加工の精度向上、組み付け、試運転の正確さが付与されます。
★焼鈍するときの温度は決まっていますか?
古:決まっています。
応力(※2)除去焼鈍の場合450℃を超えないと残留応力は除去されません。
これは鋼の再結晶温度(※3)以上ということです。再結晶温度は鋼の熔融温度と関係があります。
温度の上限も決められています。製品の組織が変わらないよう、鋼の変態点(およそ730℃)以下の温度で処理します。
したがって500℃~700℃が概ねの温度範囲となりますね。
★製品によって温度は変わるのでしょうか?
古:材質によって変わります。
アルミは250℃~350℃、鋼は500℃~700℃、ステンレス系は600℃~900℃で処理します。
細かい温度設定は、各製品の形状や厚み等で変えています。
★では、温度管理で重要なことは何ですか?
古:やはり応力除去焼鈍の場合、ゆっくり温めてゆっくり冷やすということが基本になります。
これを怠り効率優先で作業すると、表面はカリカリで中はレアということになり十分な応力除去がなされないことになります。
★熱源は何を使っているんですか?
古:灯油、プロパン、ブタンガス等が使用されます。
★焼鈍時間はどれくらい掛かりますか?
古:処理するものにもよりますが、トータルで20時間ぐらいかかります。
弊社では、朝10時に点火して、翌朝7時に終了となります。
熱が均一にかつ過不足なく行きわたる様に、その日の製品の数や量と相談しながらパターンを決めていきます。
★焼鈍の様子を見ることは出来ますか?
古:実際には「これが焼鈍の姿です」と言った目に見えるものはありません。
しかし、最近では焼鈍の後先を数値化してその効果を具体化する装置も研究されています。
※1 マシニング=機械加工 マシニングセンタ=工作機械
※2 応力=物体に外力が加わる際、その物体内部に生ずる抵抗力。押し合ったり引っ張り合ったりしている状態。
(メルマガvol.01参照下さい)
※3 再結晶温度=一言で説明するのが難しいので工場長に聞いてみて下さい(^_^;)
※他に工場長にご質問等がございましたら、お気軽にご連絡下さい♪
御津工場(工場長:古内)
TEL:0533-75-3011
E-mail:takeyama-mito@wind.ocn.ne.jp
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3.工場見学のお知らせ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
東海地区最大級の規模を誇る設備を一度ご覧ください☆
超大型焼鈍炉、ショットブラスト機の見学を随時受付しております。
◇参加費 … もちろん無料です
◇対象者 … どなたでも
同業者の方もOK
小中学生から要望があれば可能
◇見学できる施設… ☆南陽工場(工場長:川口)
※飛島インターより車で10分
愛知県名古屋市港区天目町115番地
名古屋中川金属工業団地内
TEL:052-303-1811
☆御津工場(工場長:古内)
※音羽蒲郡インターより車で20分
※豊川インターより車で30分
愛知県豊川市御津町御幸浜一号地1番16
TEL:0533-75-3011
◇所要時間 … 約60分
◇見学可能日 … 弊社営業日
◇休業日 … 土・日、年末年始、GW、お盆
◇申込方法
ご予約は各工場もしくはこちら(本社)まで
TEL:052-651-3458(担当:武山)
FAX:052-652-0122
E-mail:takeyama-honsha@grace.ocn.ne.jp
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
※納期・価格等のご相談はお気軽にどうぞ!!
※製缶品・鋳物の制作、機械加工も承っております。
弊社ホームページはこちら
⇒https://takeyama-kogyo.jp/
※facebookもやってます☆
メールでのお問い合わせはこちら
⇒takeyama-honsha@grace.ocn.ne.jp(本社)
+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+
東海地区最大級の設備!
焼鈍~ショットブラスト~塗装 一貫製造
◆武 山 工 業 株 式 会 社 ◆
+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+
≪本 社≫
〒454-0058
愛知県名古屋市中川区玉川町三丁目1番地
TEL:052-651-3458 FAX:052-652-0122
E-mail:takeyama-honsha@grace.ocn.ne.jp
+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+
≪南陽工場≫
〒455-0865
愛知県名古屋市港区天目町115番地
名古屋中川金属工業団地内
TEL:052-303-1811 FAX:052-303-0729
E-mail:take115@circus.ocn.ne.jp
+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+
≪御津(みと)工場≫
〒441-0314
愛知県豊川市御津町御幸浜一号地1番16
TEL:0533-75-3011 FAX:0533-75-3015
E-mail:takeyama-mito@wind.ocn.ne.jp
+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+——–+