超大型炉が可能にする
多彩で高効率な焼鈍処理
焼鈍とは加工等によって生じた金属内部のひずみを取り除き、組織を均一にし、長期間安定させるための熱処理です。
武山工業では東海地区最大級の超大型焼鈍炉を採用。コンピュータ制御による正確な温度コントロールで低温焼鈍から焼き戻し処理、アルミやステンレスの応力除去、脱磁焼鈍等、さまざまな特殊加工に対応します。
TOYOKAWA FACTORY
豊川工場
大型天井クレーン30トン:1基 20トン:1基 他
炉体移動式焼鈍炉
長さ16mの超大型構造物にも対応。
炉体自体が移動する先進の機能で最長16.2mまで熱処理を可能に。吊り上げ能力50トンの大型クレーンも備え、工作機械用のベッドや航空機の治具等、超大型製品もお任せいただけます。また一度にたくさんの量を処理できるため、作業も高効率。
炉内寸法
長さ16.2×幅4.5×高さ3.5m / 温度900℃ MAX
燃料にはL P ガスを使用し、排ガスもクリーンで地球環境にもやさしい設備です。さらに地震等の災害時には自動停止機能が作動。安全面にも配慮しています。
NANYOU FACTORY
南陽工場
大型天井クレーン40トン:1基 30トン:2基 他
台車式焼鈍炉
超大型から小型製品まで幅広く対応。
最大10mの超大型構造物をはじめ、小型製品にも対応。最大1,000度まできめ細かく温度コントロールができるため、幅広い用途にご利用いただけます。もちろん、安全面や環境配慮についても豊川工場と同様の設備を整えています。
1号炉・炉内寸法
長さ10.5×幅4.5×高さ3.7m / 温度850℃ MAX
2号炉・炉内寸法
長さ5.5×幅2.9×高さ2.5m / 温度1000℃ MAX
高品質で低コストな製品づくりを可能にします。2台の台車を交互に使用することでロスを減らし、高効率な作業を実現。